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ブルックリン横丁のeknのレビュー・感想・評価

ブルックリン横丁(1945年製作の映画)
4.5
悪ガキ2人が奔走する前半は子どもを中心に貧しくも幸福な家族を、後半は理想主義的な夫と子どもたちを支える現実主義的な妻の孤独と葛藤を描く。大人顔負けに強かな子どもたちの繊細な一面を垣間見るたびに泣く。
家族の確執が残るまま迎えるクリスマスの美しい情景はその後の悲哀を予感させる対比。妻と妻の姉、娘がそれぞれ横並びになるシーンが多く、目線や配置、陰の演出が印象的だった。
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