人の煌びやかな業が一大スペクタクルとして眼前に広がる。ある意味での人間らしさ、人間という動物の本質の極致にある主人公の自負。人の突き動かされる観念と社会性と虚無と。生きる意味も他人も絶対的価値も理解…
>>続きを読む子供に罪を負わせるのはやめよう。
子供が亡くなった瞬間の演技の豹変ぶりは圧巻というより不意打ちだなという印象。
登場人物誰一人として好きにはなれないが、兄の地上で起きたことは地上でケリを付ける様と…
久しぶりにヴィスコンティを観ました。遺作なんですね。かなり好きな監督。どうしたらあんなメロドラマを尋常じゃないスケールでとてつもなく格調高く描けるのでしょうか!!オープニングも好きですしいちいち構図…
>>続きを読むうーん、デカダンス。没落しまくりな貴族。妻への愛により無神論、快楽主義が徹底できない、実に人間らしい弱さが随所に見受けられる。そんな中で青いシリーズ然り、ラウラ•アントネッリの脇毛主張の力強い事。こ…
>>続きを読む豪華絢爛!画面いっぱいに繰り広げられる美麗な映像で綴られる直球のメロドラマ。すっごく面白かった。
主人公が無神論者で快楽に忠実な外道というか、悪人なりのポリシーがありそうなこと言うんだけど……結局の…
夜にそっと赤ん坊を見つめる、物語が始まって以来初めて見せるジュリアーナの幸せそうな表情に泣いた。トゥリオが《若者のすべて》のシモーネを上回るクズっぷりで、ヴィスコンティ様こんな男を主人公にして良いの…
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