不見転(みずてん)芸者として悪びれずに生きる若尾文子のふてぶてしさと健気さ。そんな若尾文子にさまざまな男たちが絡む。顧客である山茶花究や山村聡といった金回りのいい中年男たちの狡猾さや醜悪さ。さらに寿…
>>続きを読む小えん(本名・磯部友子)は、芸者から銀座のホステス、客の妾と、男の元を渡り歩いていた。
遺族会のバイトに話しかけてみたり、寿司屋の見習いにちょっかいを掛けたり...。
妾になってからも、映画館で出会…
こんなに昔の映画を見たのは初めてかもしれない。
死ぬほど頑張って働いてどんなに自分の魅力を伝えても所詮2号。それでも自信を持って働いてる姿はすごいなぁと思った。
寿司屋の見習いとの色恋が見てて面白か…
このレビューはネタバレを含みます
備忘録
起承転結の結が無い。
ラストの時計をあげた後、ひとり佇むシーンが印象に残った。
時計を手放すのは、先生との、過去の自分との決別の意味?
でも、きっと深い意味はない。そんな映画だ。
ただ…
したたかな女性は性を糧にすることを躊躇わない。それがミソジニーの原因だと責められようが意に介さない。そこに矜持と不屈の姿勢が垣間見える。だからこそしたたかなのだ。男性は皆アホで意気地無しだと赤裸々に…
>>続きを読む大映×川島雄三×若尾文子の3作の劈頭を飾る一本。
好きな映画会社で好きな監督が撮って好きな女優が出ているのに、ずっと観る機会を逸していたがようやく。
色とりどりの衣装を纏う小えん/友子の周りを幾人…