女は二度生まれるの作品情報・感想・評価・動画配信

『女は二度生まれる』に投稿された感想・評価

3104

3104の感想・評価

3.7

大映×川島雄三×若尾文子の3作の劈頭を飾る一本。
好きな映画会社で好きな監督が撮って好きな女優が出ているのに、ずっと観る機会を逸していたがようやく。

色とりどりの衣装を纏う小えん/友子の周りを幾人…

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brian

brianの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

芸者の小えん(若尾文子)が様々な男性と出会いながら、ひとりの女性として成長する姿を描いたコメディタッチの人間ドラマ。

自由奔放に生きる小えんを演じたあやや。場面ごとに色違いの着物姿を美しく艶やかに…

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Izumiumi

Izumiumiの感想・評価

5.0

粋と野暮、男女の機微をわかり抜いた脚本。幸田文原作、成瀬巳喜男『流れる』(1956)と比較すると面白いだろう。男の書いた芸者、女の書いた芸者。

しかしそれでいて、長屋での現代的な女子大学生との対比…

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LIBRO

LIBROの感想・評価

4.0

一貫して作品からメロドラマ性を排除し、「早すぎた喜劇作家」と呼ばれた川島雄三の真骨頂が見れる作品の一つ。メロドラマを嫌う川島雄三にとっては、人間の建前と素の部分が入り乱れる芸者の世界は恰好のテーマだ…

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わせ

わせの感想・評価

3.8

どの時代だって、自分の好きなようにに生きている女は卑しいと思われがちだけれども、若尾文子演じる小えんは寧ろその潔い自由さが純粋で可愛らしい魅力となっている。少女らしくもあり、それでいて色っぽい⋯。 …

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病気のため45歳で早逝した川島雄三監督の晩年の作品。前衛的な衝撃作「しとやかな獣」とも近い時期だがこちらはだいぶ作風が違う。写実的な描写と純文学的な結末。

賑わうカフェや繁盛している高級な鮨屋など…

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ふわふわとなり行くままに「男」を相手に生きる芸者・小えんがほんのりと芯を手に入れていく様を若尾文子がキュートで味わい深く演じている
男の欲望をなんとなく全て受け入れていた小えんが様々な出来事を通して…

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rumblefish

rumblefishの感想・評価

3.7

不見転芸者(みずてんげいしゃ)という言葉は初めて知った。芸者とは言え唄や踊りの能がなく、春をひさぐしかない小えん。山村聰演じる建築士の妾になるが、他の男とも関係を続けていく。悲壮感はなく、どこか飄々…

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凌

凌の感想・評価

-
映画館に設置されている椅子と灰皿がとてつもなく良い佇まいをしていた。
初っ端の2人で寝っ転がってるカットの画角がめちゃくちゃ好みだった。
とても良い色味だった。
澪標

澪標の感想・評価

3.4

このタイトルだけで、白米三杯はいけると思う、今はもう作れない作品の一つ。
フランキー堺ファンとしてはちょっとピリッとした役でいいなぁと。男も女も人生の荒波というよりは、川の流れのようにゆっくりだが確…

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