このレビューはネタバレを含みます
前作よりも、無能上司と有能部下の対立構図は更に強調され、作品への共感度は更に増す仕組み。けれども、初っ端から警官が殺人犯となって登場し、善悪の判断が見ているものの宙ぶらりんとなる二重構造は、今では当たり前の鮮やかさ。
それにしても、同じアパートのアジア系住人の誘いに簡単に乗ってしまうキャラハンのハニトラ警戒感は、70年代アメリカの古き良き健やかさと言えるかもw
前作よりも暗さのない作品作りは大衆迎合で星ひとつ多くしてみましたが、アクション映画的には、それほど楽しめる作品ではないでしょう。また、前作の ぼんやりさは、今回のラストの絶望感でほぼ集結してるのも親切と言えるでしょうが、物足りなさを残してるのも、否めない。
でも、面白いよね笑