信念を曲げないヘンリー・フォンダがここでは職権乱用も甚だしい悪となり、無論規律が第一の軍隊において彼に逆らうことなど許されない。
しかし決して偉大でも何でもない、凡庸どころかそれ以下でさえある中佐…
「規律」を巡る話でフォードらしいテーマ。傑作だった。
中盤(日常パート)まで少しばかり緩くないか?と思ったけれど、些細な日常や訓練を描くこのパートこそがクライマックスに効いてくる。
砂煙に消えてい…
馬と人の映画でした(最高に褒めています)。騎乗練習のときの統制されていない馬の群れ、統制された馬の列、人が落ちてなお疾走する馬の群れ、アパッチ族の馬の群れの速度。人はただ馬の運動に付き従い、生きて死…
>>続きを読む物語を結末から逆算してみればヘンリー・フォンダ演じる新任司令官サースデイ将軍とジョン・ウェイン演じる古参兵ヨーク大尉の対立を中心的に描いたほうが娯楽作品としてわかりやすいはずだが、全体的にサースデイ…
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