青二歳

Jリーグを100倍楽しく見る方法 ! !の青二歳のレビュー・感想・評価

3.0
“プロ野球を10倍楽しく見る方法”に準拠し、実写“珍プレー好プレー”とアニメを交互に見せるオムニバス形式。なんとアニメは同じくいしいひさいち!タブチくんの絵柄でラモスとかアルシンドとか出てくるから笑っちゃう。ジーコとアルシンドで“荒野の七人”パロまでやるしとにかく大らかな時代でございます。
今やると怒られそうなので、ひっそりとDVDリリースしたら良いんじゃないでしょうか。

以下アニメパート。メモ。
【読売ヴェルディ:ラモス瑠偉】カリオカとして愛されるラモス。CV神谷明って。一番適当な話だったな…なんだよ漂流って。笑。
【浦和レッズ:福田正博】浦和レッズってこの頃からファンの熱狂ぶりが認知されてたんだ。Jリーグ元年からさほど経ってないのに…?すごーい。
【清水エスパルス:シジマール】蜘蛛男って。ゴムゴムの実を食べたんですかね彼は。
【ガンバ大阪:礒貝洋光】大阪のシンボルはたこ焼きだけなのか…
【横浜マリノス:ラモン・ディアス】黄金の脚を支えるのがなぜダイアモンドの右脚なのか…黄金と対になるのってしろがねで銀だと思っていた。
【名古屋グランパス:ゲーリー・リネカー】これが一番怒られそうかなー。タブチくんの時代なら外国人助っ人選手に対する愛のあるイジリの範囲かなと思うけど、まぁ自分の国の選手をこう描かれたら「え?」何か嫌われてるの?なんで?って思うわな。アカン。
【清水エスパルス:加藤久】大学助教授でもあったらしい加藤選手。狼男ですね…結構な社会不適合者ぶりで心配です。
【横浜マリノス:井原正巳】アジアの壁。なぜここで"エースをねらえ!"のパロディ…そして天気予報士のあの方の声が。
【鹿島アントラーズ:ジーコ&アルシンド】鹿島大社を抱える鹿島にはアルシンド・ジーコ神社というものがあるらしい。この神社の縁起を再現したアニメーションですw。ジーコたちが西部劇で七人の侍やってます。タイトルは“荒野の二人”。
アルシンドはカツラのCMをネタにしてるし、本当おおらかな時代だなー。
【サンフレッチェ広島:高木琢也】高木の強さの秘密を探るMIBさながらのスパイ。高木選手はワカメを食べて髪の毛を増やして頭の衝撃を和らげているそうです。学習塾でも頭を鍛え、寺では撞木となり…高木選手ってフサフサが売りなの?石頭が売りなの?
【ヴェルディ川崎:北澤豪】フランス大会出場の頃なんですねぇ。ヴェルディの北澤選手がW杯出場を夢みています。冴羽りょうちゃんみたいな理髪師にスポーツ刈りにされちゃいます。
【ジュビロ磐田:中山雅史】タンスにゴン。磐田がすごい田舎に描かれてるな。今時分たぬき汁って。むかし話じゃあるまいし。
【ジェフ市原:リトバルスキー】名ドリブラーということで寄席の色物にスカウトされるリトバルスキー選手。
【横浜フリューゲルス:森敦彦】なんかちびまる子ちゃんに出てきそうなキャラだな…レゲエって。

CVは役をもちまわりですね。中々豪華な顔ぶれでした。天気予報士や山瀬まみとかなんか唐突に(声が)出てきて驚く。
とまれ、大らかな良い時代の映画でした。ほとんど知らない選手だったけど楽しかった。今はもう無理ですねー。
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