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奇跡の詩のswansongのレビュー・感想・評価

奇跡の詩(1974年製作の映画)
3.9

これはキツい…。
乗っていた旅客機が墜落し、未開のジャングルにただひとり軽装のまま放り出された17歳の少女ユリアナに容赦なく襲いかかる蛇、ヒル、蛆 …

文字どおり「満身創痍」になりながらも、痛み・飢え・孤独と闘い必死で生きようとするユリアナの姿が静かな感動を呼びます。

おまけにこの映画は細部に至るまで、実在のユリアナ・ケプケ本人の体験談に基づいているとか。

無害な昆虫に触ることすら「無理!」と拒否してしまう近ごろの子どもたちにも観てほしい作品です。(笑)
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