バンバンビガロ

縛り首の木のバンバンビガロのレビュー・感想・評価

縛り首の木(1959年製作の映画)
3.2
デルマー・デイヴィス監督の西部劇。
面白いことは面白いのだが、なかなか癖の強い独自色のある映画で、序盤は医者である主人公を中心としたヒューマンドラマで『赤ひげ』的な話かとも思ったのだが、話が二転三転していき予測がつかない。特に終盤は怒涛の勢いで物語が展開していき、金塊の発見から始まって主人公の縛り首へと向かう勢いに圧倒される。
キャラクターも個性が強くて、足長おじさん的なパターナリズムをはねのけるルーンやコメディリリーフかと思いきやマッドな変質者であるフレンチ―など印象に残る。
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