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ラブ・アクチュアリーのbibooのネタバレレビュー・内容・結末

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

超ファンタジーなエンタメ作品として、ギャグ満載で楽しめた。大人になって見てみると、子供の頃に気まずさゆえに濃厚に記憶に焼きついたスタンドインのセックスシーンも笑って見られた。
ただ大人になって見ると、夫に浮気まがいのことをされた妻のシーンがファンタジーの中に死ぬほどリアルなシミを一滴落としていた。一人で悟って静かにめちゃくちゃ傷ついて隠れて涙が止まらなくなるのとか、子供たちに悟られまいと気丈に振る舞うのとか、彼女が大人の哀しみ方をしていて、ここだけすごく現実だった。せっかく妻が一石投じたのに、夫は「マジか…」の一言だけでフェードアウトし、オチわい!!!となって苛立った。家族の介護をする女性が、突発的なパニックを起こす家族のケアのために自分を後回しにしてるのとか辛過ぎた。そこは夢見させてくれないのかい。男の子の初恋のシーンは超かわいい。
あと無意味に女の下着姿や裸のシーンが多すぎる、、時代、、
20年経った現代版で作ってほしいなと切に願う。今の価値観で、今作のテイストに若干近いのがドラマシリーズの「モダンラブ」になるのかな。
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