クリスマスにはどうしても観たくなる作品
10年以上経っても
未だ色褪せることなく鮮烈に心に響いてくれるのは
映画として伝えたいものが
いつの世にも通用する根源的なものだからでしょう
それぞれのお話が
ひとつひとつ深く描かれていない理由がココですね
それでもそれぞれのお話にグッと引き寄せられてしまいます
今回、特に惹かれたのは
キーラ・ナイトレイに惚れてしまっている夫の親友
複雑な気持ちがよく伝わってきて
感情移入せざるを得ない
深くは描かれていないまでも
彼女の結婚式に至るまでの気持ちの変動や
彼女に対しての想いだけでなく
友への想いが滲みだしていて
それだけで苦しくなってしまう
とっても苦しいはずなのにあの笑顔は
涙なしには観れません
さらに最後に自分を諭すように吐き出す「enough」
もうカッコよすぎです
しかし、コレって特別なことじゃないんですよね
恋人たちだけじゃなく、叶わぬ恋にも愛はあるし
家族や友情、長年の仕事のパートナーにだって
Love actually is all around.
実に英国的な印象も受けるかもしれませんが
人間の本質って愛なんだって
ラストに本気で感じさせてくれますよね
誰もがお話の主人公で、至る所に愛が溢れているんです
きっと今夜もそうでしょう
I wish you a very Merry Christmas♪