ーcoyolyー

ラブ・アクチュアリーのーcoyolyーのネタバレレビュー・内容・結末

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

時間潰しに「ラブ・アクチュアリー」観てたらこのシーンで病院から電話かかってきて、直後に映画劇中でもおそらく似たタイプの病院から電話かかってきて笑ってしまった。でもこの2人だけクライマックスの学校から空港にかけてのシーンにいなくて恋愛も成就してないぽいんだよね、撮影の裏でなんかもめたりスタッフに嫌われたりしたのかなって誰も悪人を作りません、恋っていいなと思わせるデートムービーです、ってこれだけわかりやすく作られてるのにすっげえ気になる。ここまでウェルメイドでちょうどいい温度で作り込まれているのにこのカップルだけフェイドアウトしてるのとても不自然。わかりやすく人生に影を背負わされてる女性の幸せとインテリヤクザメガネ男子の行く末が一番気になってたんだけど…ヒュー様が英国首相に待望されてるのよくわかる出来だったし(こういう映画作られるのやっぱりブレア政権時なんですね、これ観ててエリザベスのブレア育成ゲー映画「クィーン」思い出してた)、マーティン・フリーマンも可愛かったけど、あの2人だけ報われてないのとにかく気になる。
本当よく作り込まれててキャスティングも本当は絶対にこんな人近くに溢れてないけどキーラ・ナイトレイ以外は高嶺の花すぎないで、かつそれなりに見栄えがして恋愛してる様が見苦しくない人を注意深く選んでるじゃないですか、最大公約数の大衆が頑張れば感情移入出来そうなキャラクターばかり配置してて。
私絶対あんなフラッシュモブとか公衆の面前で告られたりプロポーズされたりされるの勘弁だけど、ここ見て多くの人は「恋っていいな」って思うんだよね知ってる。リア充と非モテ両方に訴えかける作り手のうまさは感じた。私はもっとひっそりと人目につかないように恋は育みたいから絶対勘弁だけど。
好きな映画は「ブリジット・ジョーンズの日記」と「ラブ・アクチュアリー」と言えるキラキラOLになりたかった人生でした
ーcoyolyー

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