さく

椿三十郎のさくのレビュー・感想・評価

椿三十郎(1962年製作の映画)
5.0
こんにちは。椿四十三郎です。祝新文芸坐リニューアルオープン! 1本目の鑑賞は『椿三十郎』となりました。何やかんや新文芸坐さんは生涯通った回数圧倒的にNo. 1の映画館です。これからもお世話になります。オープンしたてで入場オペレーションがグダグダだったけれど(笑)、頑張れスタッフさん!

改めてこの映画のときの三船敏郎の年齢を調べたら42歳。いつの間にか三十郎も歳下になってしまいました。三船貫禄ありすぎだろ!

恐らく既に10回くらいは見ているはずの本作ですが、見てる側から忘れるいつもの能力を発揮して、まるで初見かのように楽しめました。超絶有名なラストシーンでさえ、「あれ? 橋の上じゃなかったっけ?」みたいな有様です。それは『座頭市』か?

ともかくすぐ忘れるので何度でも同じ映画を楽しめて得です。流石に例のアレをアレするシーンは覚えていましたけど、「こういう手を使ってアレするんだったか!」と楽しめました。

ところで、黒澤明がよく用いる、「子分的な存在の奴が親分を裏切って作戦を台無しにしてはその都度怒られる」メソッド的なのって、誰が最初にやったんですかね?

映画見ていて「あー、この展開はよく見るやつだ」と思うと毎回「最初にこれやったの誰だろう?」と気になってしまいます。そういうのまとめたサイトとか本とか無いんですかね?
さく

さく