八州雄会

椿三十郎の八州雄会のレビュー・感想・評価

椿三十郎(1962年製作の映画)
4.5
凄腕の浪人が、藩の不正を暴こうと立ち上がった9人の若侍に助太刀する様子を描く1962年の黒澤明監督作品


ネタバレになるかもですが・・・


「用心棒」の続編で、今回は姓を「椿」と名乗る素浪人。見かけによらずの正義感で、会ってもいない藩の城代家老 睦田弥兵衛の人柄を見抜いて9人の若侍が「生きるも死ぬも我ら9人⋯」と言いかけると「10人だ!」と言って加勢してやります。

城代家老夫妻が、ホントに温厚で器量大きく人格者で魅力的です。だからこそ三十郎も加勢したのかも知れません。