このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
リメイク版は未見です。
『用心棒』から順番に観ました。
そもそも本作が『用心棒』と繋がっていると知ったのは最近です。
ただ、『椿三十郎』から観ても問題はないのかなと思います。
連続性の強い作品ではないので。
本作ですが、面白かったです。
好きな作品です。
①良かったところ
・安定のお侍さん
『用心棒』で描かれた主人公の魅力。
本作でも存分に発揮されていました。
剣の達人。
頭の回転の速さ。
視界に入ったもので偽名。
そして、お人好し。
悪態をつきながらも、人助けをしてくれるところが素敵でした。
・奥方
緊急事態でも穏やか。
頼もしかったです。
感銘を受けてしまう人質も印象的でした。
いちいち押入れに戻るところが律儀でした。
面白かったです。
・加山雄三さんと田中邦衛さん
お若かったです。
ベテランのイメージが強いので、新鮮でした。
・頭脳戦
主人公の剣術も見所ですが、私が一番魅了されたのは頭脳戦です。
互いの動きを踏まえて、策を出し合う。
緊張感が堪らなかったです。
・最後の一騎討ち
刀を抜くまでの静けさ。
一瞬でつく勝負。
激しい血しぶき。
強烈でした。
そして、照れ臭そうに去っていく主人公。
可愛かったです。
②まとめ
好きな作品です。
観て良かったです🙇♂️