松本です

椿三十郎の松本ですのネタバレレビュー・内容・結末

椿三十郎(1962年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

黒澤明監督作品の中でも上位に入る傑作だと感じる。三船敏郎の渋さが遺憾なく発揮されていてセリフの1つ1つがかっこいい。ストーリーも良く出来ていて椿三十郎率いる主人公側の立場からも悪党の立場からも物語が展開していき、交わっていく様は手に汗握る緊張感と気持ちの良い爽快感があり面白い。
戦闘で血を流すシーンが無かったが、ラストでの決闘シーンで血しぶきを出したのは良い刀は鞘にしまわれているべきだという言葉の重みを表すのに最適の演出だと思う。
冒頭からとても面白かったが、ラストでの演出によってこの映画の評価はグンと上がったに違いない。オススメの一本。
松本です

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