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ファンハウス/惨劇の館のsayaのレビュー・感想・評価

ファンハウス/惨劇の館(1981年製作の映画)
3.0
カーニバルのお化け屋敷に隠れて一夜を過ごそうとした若者たちが、たまたま殺人現場を目撃してしまうという物語です。
中盤以降まで危険なことは一切起こりませんので、前半で描かれるカーニバルを楽しめるかどうかでこの映画の評価は変わってくると思います。
私は見世物小屋的ないかがわしい雰囲気が大好きな人間なので、けっこう楽しかったです。
仲の悪い姉弟を描いた作品って普通は惨劇を通して和解したり、絆が深まったりすると思うのですが、この映画では姉と弟が最後まで合流することすらありません。
さすがトビー・フーパー!
悪役さえも家族の情や人間味のあるところがまた良いのですよね。
オープニングで『ハロウィン』のパロディが出てくるのもホラーファンなら楽しいのじゃないかしら。
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