このレビューはネタバレを含みます
高校生のエイミーは彼ピッピと初デート兼ダブルデートでウッキウキだけど弟に「サイコ」みたいにシャワー覗かれるし父ちゃんからはカーニバルに行くなって言われるしちょっと萎えるけどなんやかんや楽しんでた。
父ちゃんの言いつけ無視してカーニバルに行ってお化け屋敷や占いババやグランギニョールみたいなマジックや「フリークス」みたいな見せ物小屋をひとしきり楽しんだ後に閉園後のカーニバルでお楽しみ、というところでこのカーニバルの興行主の息子が例によって畸形のモンスターで殺されていく。
姉ちゃんのシャワーなんて金もらってもみたくねーよwww
テキサスチェーンソーマサカリ野郎のトビー・フーパーがビッグバジェットで純然たるホラーを撮ろうとして失敗したやつ。
見せもの小屋の生理的嫌悪感や物語が動いてからはそれなりに楽しいけどいかんせんそれまでが非常にかったるくファーストキルまで約50分、しかも主要人物でなくカーニバルの同僚(ババア)を「金で買って」いたすも失敗した腹いせ、という男としてなんとも情けないシーンなので感情に困るw
ホラー映画なんだからジジイやババアが死ぬんじゃなくていけすかないアメフト部とか可愛い女の子が死ぬところが見たいんだよ！w
というのは置いておいて、やっぱり悪魔のいけにえは奇跡の産物だったのでは？とまで言われてしまうまでの作品なのでちょっと可哀想ではある。
普通に見たらそんなにまあまあなホラーという括りになるのだろうけど初監督作品が文字通りホラーの歴史はおろか映画史にも名を刻んでるようなもの作っちゃうと色々大変だなーと思ったり。
あと姉ちゃんカーニバルに連れてってやらないってデートに弟一緒に連れてく気だったん？？出番ほぼ空気だったけど。
