nodoubt

ポネットのnodoubtのレビュー・感想・評価

ポネット(1996年製作の映画)
2.8
最愛のママを交通事故で亡くしてしまった4歳の少女ポネットは、その死を全く受け入れられずにいて、とにかくずっと泣いていて。本当にずっと泣いている(礼拝堂での祈りのシーンなんて可哀想で可哀想で)。

周りの子どもたちは、現実的な部分とそうでない部分を不安定に行ったり来たりしていて、ポネットに対し時に優しく、時に乱暴で、残酷だったりする。

そして全く元気を取り戻せないポネットの可哀想な姿を見続けているのが、だんだんとしんどくなってきた(特にお墓で泣き崩れるシーンはキツかった。ってか4歳の女の子にやらせちゃダメよ)。

そんななか、突然現れたファンタジー色強めな奇跡。
好き嫌いは分かれると思うが、個人的にはこのシーンで大分救われました(本当に素敵なママだったんだな)。

最後に。
とても素晴らしい演技を見せてくれたポネット役の女の子。リアルくしゃみ(だよね?)のシーンは可愛かった。
nodoubt

nodoubt