岡田秀親

ポネットの岡田秀親のネタバレレビュー・内容・結末

ポネット(1996年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2023/10/25

10/26にザ・シネマでジャック・ドワイヨン監督『ピストルと少年』が放送されるので、録画してあったWOWOWで放送した同監督の『ポネット』を観た。

母親を突然亡くした少女の物語。
突然の喪失で不安な日々を少女は過ごすが、亡くなった母親が(おそらく幽霊か幻想となって)現れて、交流することで、その喪失を乗り越えていこうとする。

これは「グリーフケア」や「喪の仕事」と呼ばれるものの一種だろうか。
「楽しむことを学びなさいって」と母親から言われたことを父親に伝えることで、少女の少しの変化が感じられるのが良かった。
久しぶりに、以前に観た『喪の仕事』という日本映画を見返したくなった。