1996年フランス
監督/ ジャック・ドワイヨン
出演/ ヴィクトワール・ティヴィソル(ポネット)/ マリー・トランティニャン(ママ)/ グザヴィエ・ボーヴォア(パパ)/ クレール・ヌブー(伯母さん…
あくまでもキリスト教の考えを念頭に置いた喪失と回復系少女もの。
DVDジャケットのインパクトでずーっと気になっていた本作を見てみた。
いやーなんつっても見た目というかジャケの物憂げな少女顔面ビジュア…
子どもたちのひとつひとつの仕草や会話がとてつもなく興味深かった。理屈でなく感情で話をする。母を失った喪失感とそれに向き合うことができない感情の渦が淡々と続き、時折見せる指しゃぶりが彼女の孤独感を物語…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2023/10/25
10/26にザ・シネマでジャック・ドワイヨン監督『ピストルと少年』が放送されるので、録画してあったWOWOWで放送した同監督の『ポネット』を観た。
母親を突然亡くした少女の…
お母さんが事故で死んだ時、4歳のポネットを車に乗せていた。お父さんはお母さんが馬鹿だと怒っている。お母さんと話したい。
ヴェネツィアで主演女優賞を5歳でヴィクトワール・ティヴィソルが受賞したのは…
母親の死を乗り越える女の子の話。
閉じこもるのと受け入れるのとでは一見同じに見えるかもしれないけど全然違うよなと思った。
ポネットに死を分らせようとする大人たち。
それを理解できずに母を待ち続けるポ…
この歳の子供にとってきっと母親≒世界。
最後の締め方が台詞含め若干雑なような気がしたけど…ポネットが「楽しいことを学ぶ」ことを、この新しい世界で少しでも見出そうと笑ってくれたことで私が少し救われてし…
(C)Les Film Alain Sarde-Cec Rhome-Chrysalide Films-1996