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続・荒野の1ドル銀貨のAONIのレビュー・感想・評価

続・荒野の1ドル銀貨(1965年製作の映画)
3.5
教会の扉がスーッと開き、砂埃が吹き荒れる扉の向こうに立つ軍服男。「帰ってきたぜ!」 この登場カッコ良すぎ!!

感情が高ぶると左頬を引き攣らせるジュリアーノ・ジェンマのキャラ造形も面白い。

暴虐なメキシカン兄弟に牛耳られた町に戻ってきた正義の白人ガンマンという構図。このベタな内容は、逆にマカロニウエスタンでしか作れないかも。花屋の紳士「モーニング・グローリー」等、マカロニらしく主要キャラが強烈な個性揃い。

ハートマーク絵が描かれた弓矢の的板が映って終わるエンディング等、面白い凝った絵も結構ある。マカロニの売りであるガンファイトは見応え十分だが、少し長すぎて冗漫だった。あと、あの占い好きの情婦の行動。一体何がしたかったのか、オイラには理解不能!!
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