ジュリアーノ・ジェンマ主演によるマカロニウエスタン。
妻を奪われた男の復讐劇がカタルシスを感じさせてくれる。
南北戦争から帰ってきた元大佐モンゴメリー・ブラウンことリンゴ。
しかし街はメキシコ人に支配され、妻はフエンテス兄弟の弟パコの愛人となってしまっている。
保安官も消極的、住人も諦め気味の中、リンゴは花屋になり、復讐の機会を狙うが、兄弟の家に潜伏した事がバレてしまい、右腕を潰されてしまうのである…
やっぱりジュリアーノ・ジェンマはカッコいい!
左手で狙撃の練習をするシーンや、落下しながら撃つシーンなど、とにかくカッコいい。
本作のいいところは、リンゴひとりでフエンテス兄弟らメキシコ人を倒すのではなく、花屋を筆頭に、住人達と共に立ち向かう点です。
最高のカタルシスが感じられるし、娘のエリザベスと一緒に戦う準備をするところと、戦いの中にほっこりを感じれて良い。