ユナマリア

続・荒野の1ドル銀貨のユナマリアのレビュー・感想・評価

続・荒野の1ドル銀貨(1965年製作の映画)
4.0
ジュリアーノ・ジェンマ主演によるマカロニウエスタン。

妻を奪われた男の復讐劇がカタルシスを感じさせてくれる。

南北戦争から帰ってきた元大佐モンゴメリー・ブラウンことリンゴ。

しかし街はメキシコ人に支配され、妻はフエンテス兄弟の弟パコの愛人となってしまっている。

保安官も消極的、住人も諦め気味の中、リンゴは花屋になり、復讐の機会を狙うが、兄弟の家に潜伏した事がバレてしまい、右腕を潰されてしまうのである…

やっぱりジュリアーノ・ジェンマはカッコいい!

左手で狙撃の練習をするシーンや、落下しながら撃つシーンなど、とにかくカッコいい。

本作のいいところは、リンゴひとりでフエンテス兄弟らメキシコ人を倒すのではなく、花屋を筆頭に、住人達と共に立ち向かう点です。

最高のカタルシスが感じられるし、娘のエリザベスと一緒に戦う準備をするところと、戦いの中にほっこりを感じれて良い。
ユナマリア

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