テルマ&ルイーズの作品情報・感想・評価・動画配信

テルマ&ルイーズ1991年製作の映画)

Thelma & Louise

上映日:1991年10月19日

製作国:

上映時間:128分

3.9

『テルマ&ルイーズ』に投稿された感想・評価

ST

STの感想・評価

3.7
テルマの旦那からの支配、ルイーズの過去、男性が女性を軽視する発言など女性が受ける屈辱を犯罪という形ではあるが跳ね返していく

爽快なロードムービーではあるが、女性の人権を求める映画にも感じた

そしてブラッドピットのかっこよさを再認識
こんな存在感ある?!ってびっくり
リドリー・スコットって、『最後の決闘裁判』でも思ったけど男性性がいかに女性やマイノリティを抑圧しているのかを描くのがとても巧い。テルマの夫は見るだけで分かる粗暴な人間で、ルイーズの夫(マイケル・マドセン♥)は一見優しそうだけどパートナーに愛情の対価を求めている。彼の映画にはヒーローは出てこないし、決まって人間は脆い生き物だという視点が組み込まれている。『ブレードランナー』のロイ、プロメテウスシリーズのデヴィッド……。
上記の二人は人間と区別のつかないアンドロイドだけど、それはつまり人間なので……。

途中(「Go fuck yourself !」のシーン)までテルマとルイーズは対照的な性格をしていて。テルマの気持ちもよくわかる。自分より弱いと判断した他者を見下す男性は怖い。直接身体的暴力を振るってこなくとも、尊厳を奪うことに無頓着で周囲を委縮させるから。そんな環境では抵抗するよりも従属した方がダメージが少なくなると錯覚してしまうし、それも生存戦略の一つになり得てしまう。
しかしこの映画は、そんなものやそんな奴らは全てBANG!

ルイーズによってテルマが、テルマによってルイーズが向かうべき方向を誘導され、最終的に辿り着くのは権力に銃口を突き付ける道。そうして初めて二人は自由になる。今まで男性社会を謳歌してきた男性達に振るわれてきた暴力に今この瞬間に対抗するためには拳銃の引き金を引くしかないのだ。暴力を振るった者が暴力を振るわれ返される。それは刑務所や死刑制度を"我々"が肯定し続けてきたことと同列なのではないか。
人間を殺して金と尊厳を奪う。テルマとルイーズが劇中で行う行為は許されないのか?なら、何故権力による構造的暴力がいつの世も蔓延っているのだろう。

人が意思表示に弾丸を使わないために社会は存在する。その社会が全ての構成員を包摂することを怠ったその時、言論の場に銃が迷い込んでくるのだ。自己責任論の行き着く先は殺し合いしかありえない。
うーん、生命活動の停止に抵抗できなかったあなたの自己責任ですねえ……。

テルマとルイーズが何事もなく旅行を楽しむための方法は二つしかなかった。最初に撃たれたあの男が文字通り鉄の心臓を持っているか、マチズモがこの世からとうの昔に消滅していたかのどちらか。

最後に、ハーヴェイ・カイテル演じる刑事は一見物語に必要のないキャラクターのように思える瞬間もあるけど、比較的マシな権力の使い方をする人物として不可欠だったのだろう。この人の個人的なドラマももっと観たかったな。
mayumi

mayumiの感想・評価

4.2
金曜の夜に1人で見て、色々考えた。
女性が羽目を外しづらかった時代。
今もまだ根底には残っているのかも。最後のシーンは驚き!!
見てから少し時間が経って、沸々と「死ぬな!」と言う思いが起こってきた。
時代を反映した完成体としてこの映画を観ても、この作品の時代の女の絶望に対してすら、大声で死ぬな!と言いたい。左翼的絶望は大衆ウケしないもん。いくら死にたがってもはいどうぞにしかならない。当時からしてみても先進的な思想を持った人間はあまり大事にされないと言う人類のバグが存在しているので。
気持ちよくなって死ぬのはやっぱりダメだよ。我々はここに生きて時代に命を刻み込んでいかなきゃいけない。

映画としての完成度が異常に高く、ショット単位でもシーン単位でもまごうことなき完璧で時代を作った作品であるにせよ、「俺たちに明日はない」ほどの命の躍動をラストシーンでダメにした感がある。かつては私も死ねばなんとかなると思っていました。と言う青汁のCMのフリに使われたくなければ自殺/心中はやめた方がいい
ChieP

ChiePの感想・評価

3.7
ウェイトレス&主婦の友達同士が
しばし日常を忘れオープンカーで
楽しいバカンスへ✩・・・のハズが、
警察の大群に追われるハメになる話。

そもそもワルな2人組、じゃなくて
「なんでこうなっちゃったんだろー」
・・・的な、脚本がとても良い◎

青年時代のブラピも良い◎
オーディションで勝ち取った役
だったんですね〜😊
ヒッチハイクされたら乗せちゃうわ笑
nasuraso

nasurasoの感想・評価

4.0
当時、映画館で見て、オープニングの空の雲の美しさが記憶に残っている。

ただ、単に友達と旅に出ただけなのに
何かのきっかけで自分の意図しない方向へ
流されて行く。
なんでー

と、思った。そんな気がする。
そのあと
スーザンサランドン
ジーナデイビス
の映画をいくつか観た。

このレビューはネタバレを含みます

序盤のテルマがどうしようもなさすぎて私ならもう見捨ててるかもって思ってたけど、JD以降から急激な成長を遂げてて笑った、結局めちゃくちゃ好きになった
警官からルイーズ救うあたりから、2人の勢いが止まらんくてイイネ〜!ってなったの楽しかった
ラストシーンは、テルマとルイーズにとってそれがベストなのは間違いないんだろうから好きな終わり方ではあったけど、
死ぬしかないっていうのはやっぱりとても悔やまれる、あの警官をもう少し信用できたら他の希望があったのかな

映像が綺麗で見てて気分良かったんだけど、ターコイズブルーが何回も出てきたのはなにか意味があるんだろうか
あと水しぶきとか雨のシーン多かった?
由衣

由衣の感想・評価

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最高の友情で最悪な男社会に立ち向かった勇敢な二人

二人とも最高で、最高のバケーション

最後はちょっと悲しくもあった
やっぱり勝てないのか〜と、悔しい!ハルはなんでいい刑事なの?

このレビューはネタバレを含みます

たまにはリフレッシュしてやろうぜ!!っていうテルマとルイーズのハチャメチャ旅かと思ってたから、まさかこんな人生の大逃避行劇になるとは、、

普通に考えてやってること深刻やし事態もめっちゃでかくなっていくしヤバい男祭りでムカつくけど、2人の変貌っぷり解放(開放)っぷりがたまらん!どんどんかっこよく見えるようになってたな〜特にテルマ変わったなあ、、!タンクローリーのおじさんのとこめちゃくちゃスカッとした💥笑

曲も良かった楽しい感じで!ブラピはイケメンでした中身以外

刑事さん唯一良い人ぽかったから最後悲しかったかもしれんけど、2人が満足そうに笑ってたからもう別にそれでいいんちゃうかな〜と思った、それくらい気持ち良いラストの映画やった^_^
ばに

ばにの感想・評価

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めちゃよかった
ふっきり方が物凄かった
けどそうだよね、そんな感じだよね30年後もそこそここんなん
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