ロードムービーに必要なのはいつだって"カッコイイ車"だ。
スカイブルーの66年型フォード・サンダーバードはアメリカの自然にも都市にも、山々の朝靄にもネオンにも映える。
車と景色、それだけでずっと観ていられる作品ではあったが、ストーリーも良かった。
ラストシーンはいろいろと考えてしまったが、爽快な気分になった。
そして、テルマとルイーズの関係性が素敵だし、羨ましいと思った。
テルマとルイーズがやったことは賞賛すべきではないが、清々しい気持ちになったし、もっとやれ、とも思った。私も、法律が許すならば、女だからって舐めてかかってくる男たちを最も卑劣な方法で痛めつけたい。
