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テルマ&ルイーズのjunのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
4.0
短所だらけの2人が喧嘩もしながら逃走を図る。平凡だったはずの2人が色んなことを経験しながら変わっていく。

特にテルマの成長が著しくて、最初はずっと怯えてルイーズの言う通りにしてるだけだったのに、いつの間にかルイーズを引っ張ってくようになりましたね。

終盤にかけてみるみる表情が生き生きとしてきて、平凡な日常から抜け出して楽しかったんでしょうね。

そんな等身大の彼女たちだから、いつの間にかその魅力に取り憑かれてしまって、彼女たちが幸せに終わってくれたらと思ってました。

道中の景色もすごく綺麗だし、90年前後のアメリカの雰囲気もすごくよかったです。

本当に2人が生き生きとしてて、同じ日々を繰り返してる自分からすると少し羨ましかった。僕もいつかあんな風に自由にアメリカをドライブしてみたいです。

リドリースコットはダークなのばかりじゃなくてこんな作品も作れるんですね。
好きな映画でした。ありがとうございました。
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