マッサージ屋2号店

テルマ&ルイーズのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
4.0
『ブラック・レイン』リドリー・スコット監督作品。
二人の女性が殺人事件を起こし逃亡する物語。

昔から作品自体の存在は知ってましたが、ずっとスルーしていて今回初鑑賞しました。
威圧的な夫に我慢しながらも生活しているテルマとウェイトレスをして生活するルイーズが小旅行に出かける。
しかし道中のバーで誘ってきた男がテルマにレイプをしてきて、ルイーズがその男を射殺してしまいそこから逃亡が始まる流れ。

さらに悪い方向に行ってしまうロードムービーなのですが、悲壮感は無いんですよね。
それよりも閉塞的な現実から逃避行という事でだんだん開き直っていく様が見ていて清々しい。
「行けるところまで行ってしまえ」的な。

ただ、どんどん犯罪を重ねてしまう事から結末はどうしても想像は出来てしまう。
でもあのラストの2人の姿は非常に印象が残るものでした。