もちお

テルマ&ルイーズのもちおのネタバレレビュー・内容・結末

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

 初鑑賞です。
 字幕版です。

 不思議なバランスの作品でした。
 深刻な出来事が続くのに対して、どんどん観やすくなっていきました。
 ラストは爽快感すら覚えました。

①良かったところ
・序盤
 旅に出るということで楽しげではありつつ、ずっと嫌な予感が漂っていました。
 高圧的な夫。
 持ち出される銃。
 調子のいい男性。
 最初の事件が起きた時、「やっぱり・・・」と思いました。

・どんどん悪い方向へ進むものの
 どんどん映画が観やすくなっていきました。
 重たい空気感から解放されて、軽やかなリズムに変わっていきました。
 生き生きとしていく2人が印象的でした。
 音楽も良かったです。

・希望を捨てない刑事さん
 嫌な男性が多かったです。
 話にならない夫。
 下心丸出しで命を落とした人。
 ブラッド・ピットさん演じる若者。
 そんな中、あの刑事さんは更生の道を模索していました。
 男性キャラクター全体のバランスが取られていたと思います。

・終わり方
 不思議な後味でした。
 状況に反して、悲壮感はなかったです。
 楽しそうなダイジェストが効いていました。

②まとめ
 好きな作品です。
 観て良かったです🙇‍♂️
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