竹下トモヒロ

テルマ&ルイーズの竹下トモヒロのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
4.0
このまま行けたら
本当の自分になれる
偽物を知っているから
本物が分かるとも限らない

女性偏見の強い風

それは男性の僕からみても
性的欲求の対象でみたり
自己の観点に価値を置く
身勝手極まりない世界
今も昔も変わりなく存在するもの
少なからず形は変えても存在すること

人生の物語は巻き戻せない

答えが分かる未来も待ってはいない

「今」をどう生き抜くか選択の連続

強さを見せつつも
不安と葛藤を背負う笑顔
自分を信じて生き抜く力

テルマの真の強さ
ルイーズの強い眼差しの奥にある弱さ
二人の対照的なバランスが
行ったり来たりするロードムービー
美しくもあり哀しい
竹下トモヒロ

竹下トモヒロ