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欲望の砂漠のmのレビュー・感想・評価

欲望の砂漠(1949年製作の映画)
2.0
アフリカの大地に眠るダイヤモンドをめぐり、大人の男たちが駆け引きを繰り広げる。

バート・ランカスター演ずるマイク・デイヴィスは、狩猟ガイド時代に多数のダイヤモンドを発見する。その際案内したハンターが勝手に死ぬが、マイクに濡れ衣がかかり鉱山の責任者フォーゲルに拷問されるが、ダイヤの場所は明かさなかった。マイクは一旦アフリカの地を離れるが、ダイヤを掘り出すために舞い戻ってくる。

その頃鉱山の社長のマルチンゲールはダイヤのありかをマイクから聞き出そうと、娼婦のスザンヌを使ってハニートラップを仕掛けるがマイクは引っかからない。一方、マルチンゲールの部下で野心家のフォーゲルは金持ちの娘と偽っていたスザンヌに一目惚れし、ダイヤもスザンヌも自分のものにしようと画策する。元々因縁の相手だったフォーゲルとマイク、マイクにホレたスザンヌ、彼らの争いを高みの見物と決め込んでいるマルチンゲールを巻き込んでダイヤとスザンヌ争奪の闘いが繰り広げられる。

マルチンゲール役は『オペラ座の怪人(1943)』でファントム役をやったクロード・レインズ。

ランカスターがやっぱり格好いいのと、スザンヌ役のコリンヌ・カルヴェが声は悪いけど美人で可愛かった。クロード・レインズの「下々の者の争いを数段上から見物している」ような立ち位置も良かった。でも映画としてはどうかな。普通?

せっかく私の贔屓のピーター・ローレが出てるのに、あまり生かされていなかったし、全体的にちょっと地味で、ランカスターじゃなかったら最後まで見られなかったかも。
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