前にテレビで、かとうれいこちゃんや細川ふーみんが元イエローキャブ野田社長の話をしていて、みんないろいろ言いながらもなんか慕われてる感じがして、どんな人なんだろうと思ってました。
巨乳タレントブームを起こしたといわれる野田善治社長の奮闘を描いた作品。
もっとビジネス戦略みたいな話かなと思ったら、なんかVシネマっぽかった（笑）
前半は、若くしてガンで亡くなった元祖巨乳タレント堀江しのぶの話が中心。遠藤憲一の演技もあってなんか泣けてしまいました。後半はヤクザがらみ。
「この映画の中の俺は、健気で格好いいよ。本当の俺は、昔も今もずっとしんどいままだけどね」と、野田社長本人がコメントを寄せているけど、芸能という世界で金もらうには、夢とか希望とかじゃとてもやってられませんよ、覚悟はあんのかと、そういうのは面白かったです。
かとうれいこ、細川ふみえ、雛形あきこ、山田まりや、小池栄子といったあの当時一斉を風靡していた方たちは決して下品ではなかったし、明るくて好きでした。そういうのは野田社長の審美眼ではなかったかと思うんですけど。
というか、イエローキャブの分裂騒動とか遠い昔の話になってしまいましたね。つい最近のことだと思っていたんですが。
わたしはとにかく当時細川ふーみんが好きで好きで、いまだにグラビアの切り抜きや写真集を大事にしています。
