このレビューはネタバレを含みます
10代の青春それも初恋、当時の『君さえいれば・・』感を思い出します。
身分違いの恋、相手の親にあんな反対のされ方をしたら、どんなに気持ちがあっても身を引くかもしれない・・・
『初恋って忘れられないものなんだ・・』
恋敵が言ったコトバが沁みます、私も初恋を思い出すと後悔の方が多いです。
もっとああしておけば、こう言っておけば、変にカッコつけなければ・・恥ずかしい、きっと一生忘れないと思う。
ただ、この2人はこの7年があったからこそ、よりお互いの大切さ、愛しさを理解できたと思う。
普通は、初恋の相手となかなか再会できないんだけれどなぁ。
『これから先ずっとわかり合えるように努力する、毎日だよ。君がほしいから、君と一緒にいたいから』
『君はどうしたい・・・』
お互いに気を使わずに、本当の気持ちを言いあえて毎日喧嘩する、でも毎日わかり合う努力をするんだよ・・・
アリーは本当に嬉しかっただろうなぁ、そして自分も同じ事ができるのは、ノアに対してだけだと感じたのだと思う。
ラストシーン、導かれるように最愛の人の元へノアが向かうと、そこには記憶を持ったアリー。
家族でさえ諦めた奇跡を2人は・・
そして、ノアとアリーとして揃っての旅立ち・・
なんて素敵な2人、こんな2人になれるといいなぁ。