よりとも

きみに読む物語のよりとものレビュー・感想・評価

きみに読む物語(2004年製作の映画)
3.9
□見たきっかけ
フィルマークスで高評価だったから

○良かった点
・ありがちな青春ラブストーリーだが、次の展開が気になって夢中になって見てしまった。
・ボートに乗って大雨が降ってくるシーンで2人の心の氷が融けた気がしてよかった。
・少しずつ自分たちの過去のことを話していることが分かっていくのが良かった。
・認知症の悲しさをひしひしと感じた。さっきまでダンスを踊っていた最愛の人に、「あなた誰?」と言われたら傷つく。
・ムカつくアリーのお母さんだけど、お母さんなりにアリーのことを考えているのが伝わった。
・ノア役のライアン・ゴズリングの髭面がよかった。
・アリー役のレイチェルマクアダムスが可愛かった。
・1920年代30年代?頃のアメリカののどかな街並みがしっかり再現されていてよかった。前半の遊園地や観覧車が現代ではないのどかな雰囲気を出していてよかった。

△気になった点
・アリーが婚約者に自分の思いを打ち明けるシーン。あの流れは、結婚するという感じなのになぜかノアをとったところが気になる。そして、話がとんで急にノアの家の前。その部分をもう少し丁寧に描いて欲しかった。
・ノアとアリーの結婚後の様子が知りたかった。色んな過程が飛びすぎて、じいさんばあさんになってるんで、同一人物という実感が湧かない。
・最後のシーン、収容施設のような部屋にいたアリー。おそらく認知症の末期の状態だと思うが、その時だけ都合よくノアのことがわかるものなのだろうか。もちろんドラマとしての演出は良かったが。
よりとも

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