トイプー

きみに読む物語のトイプーのネタバレレビュー・内容・結末

きみに読む物語(2004年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

原作者ニコラススパークスの妻の祖父母の実体験を小説にしたと言われている。

ライアン·ゴズリン、視聴記録を付けるようになってから、LA LA LAND、ラブアゲインと3作目の視聴。
若い頃より歳を重ねてからの方が好きな顔☺️

名作に必ず上がってくる作品。
若い頃のストーリーも良いけど、現在の姿の2人の方が心打たれる。

貧富の差がある恋やひと夏に盛り上がる恋も良くある話だけど、婚約者と元恋人のどちらを選択しても普通なら何かしらの後悔は残りそう。
この話では生涯アリーとノアが愛し合ったまま過ごしたので良い選択だったのだろう。

ノアの手紙をお母さんが7年間隠していた事も物語の鍵となる。あの場面で365通の手紙をアリーに渡したという事は、ノアに対しての罪悪感があったからなのか?
同じ経験を持つ者として、アリーがノアを選ぶことを感じ取り、それが娘の幸せだと思ったのか?
それとも手紙を含めて過去を見つめ直した上で、しっかり精算してロンの元に帰って欲しかったのか。

アリーとノアの喧嘩シーンは激し過ぎてちょっと引く😅
そして富豪ロンが結婚段階になって他に女がいるとか何かしら落ち度があれば良かったけど、愛する婚約者を結婚間近に寝取られてちょっと気の毒💧
生涯愛し合う2人という美談の陰に婚約破棄という選択をしたロンがいる😂

認知症。改めて悲しい病気だ
な。
治す薬は無いものか、、。
自分自身もどのような死に際になるのか考える事があるが、どんな病気も辛いけど認知症は家族の心が辛いかな。

色々想うことはあるけど、ノアが認知症になっているアリーの傍をずっと離れず生涯一緒に過ごし、最期まで愛し続けたという終わりが全てこの映画を引き立てている。

アリーは認知症になっても孤独にならず幸せだったはず。
トイプー

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