本日の一本。
これは前作とは別の話なんだとか。全くわからずに見始めて続編じゃないんかと思いつつ視聴。
軽快かつ明るめのテンポでありつつも、軍旗というプライドを取り返すために命を散らしていく左文字隊の戦争の虚しさを表現されています。
岡本喜八作品の音楽の強さ、心を動かす力を感じることが楽しい一本。
前作もそうだが、中国軍をただの敵と描かずに人間的に描く様は現代作劇に通ずる物があり、時代の先見性が感じられるいまみても鑑賞に耐えうる作品。
ただまぁその、単純に前作の方が連続性があって面白かったかな。今回はぶつ切り感が強いなぁと思いました。