バナバナ

独立愚連隊西へのバナバナのレビュー・感想・評価

独立愚連隊西へ(1960年製作の映画)
3.7
今回は、八路軍に取り囲まれた地域から、大日本帝国の軍旗(これが、ほとんど丸焼け)を探して取り戻す、
という使命を負った佐文字小隊ですが、なんだか散漫になってしまっています。

相変わらず佐文字隊のメンバーはウエスタン調で、滅茶苦茶な人ばかりで楽しく、
怪しい中尉、久保明さん(?)のキャラクターも面白かったのですが、
そんな、仕事は真面目だけど素行が悪い彼らに対抗するガチガチの軍人が、階級が低い奴だったので、そういう面では盛り上がる事もなく、
結局、軍隊という掌の上に乗せられている都合の良い部隊に終始していた感じだったので、
第一弾の『独立愚連隊』のような爽快感はありませんでした。

今回佐藤充は、モデルの様なポージングをやたらしていたので、鼻につきました。
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