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汚れた肉体聖女のmingoのレビュー・感想・評価

汚れた肉体聖女(1958年製作の映画)
4.0
土居通芳のフィルモグラフィーの中でも「地平線がぎらぎらっ」に並ぶ面白さ!渡辺宙明の音楽の相乗効果もあり新東宝やっぱやばいなと思わせてくれるだけで最高〜修道尼の同性愛を描いたダークロマンスなのに全く想像しない転落人生に開いた口が塞がらない!高倉みゆきて綺麗なのになぜか新東宝作品と相性が良い気がする(女間諜暁の挑戦でも良かった)。定番の押すなよ押すなよ!でお馴染み校内の謎の底なし沼、こちらも同じく押すなよ押すなよ!でお馴染み高層鐘つき塔、美術もだいぶやばかったけど、のちの「聖獣学園」へ受け継がれるだけあって暴走する尼ゾネスに爆笑必至!!土居通芳は「爆弾を抱く女怪盗」などはかなり粗末な印象だったけどたしかにピカレスクものの「黒い乳房」はまあまあ良かったし役者と演出がハマったとき爆発的に良くなる!他の作品も期待!
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