万事絶好調

タバコ・ロードの万事絶好調のレビュー・感想・評価

タバコ・ロード(1941年製作の映画)
5.0
規格外の破壊映画!タバコ・ロードに風が舞う冒頭のショットから、ラストの犬(最高すぎる)のフレームインまで常に驚きに満ちている。
宗教おばさんの歌、役場の人がどんどん集まってくるとこ(増殖と言いたい)とか、車屋さんがいつまでも歌ってるとことか、なんなんだ?!ハーメルンの笛吹き的な何かを感じさせる。
宗教おばさんと結婚する坊や、少なく見積もっても私の40〜50倍のエネルギーで生きてて、こいつが画面に映るだけでハラハラする。声デカすぎ。父母がこいつのテンションに完全に慣れてるのがすごいわ。
デビュー間もないジーン・ティアニーは意外な役どころ!顔を洗って、希望に満ちて走り去って行くショットの美しさよ!!!
ダナ・アンドリュースは、出番はすくないがおいしい役。
大空の闘士のすっとぼけじいさん役が、本作でもまたすっとぼけじいさん役で出ていた。スリムなんとかさんだと思う。
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