はる

インナースペースのはるのレビュー・感想・評価

インナースペース(1987年製作の映画)
4.0
ずっと前から気になってた作品なんですがこんなにめちゃめちゃコメディだとは!

科学実験で人間を小さくしてウサギの体内に入ってみるつもりが紆余曲折あって実験とは全く無関係の人間の体内に入ってしまいさてどうする?といったストーリーで体内に入られてしまう男をマーティン・ショート、体内に入ってしまう男をデニス・クエイドが演じています。面白いのはこの二人が意思疎通できるという事。デニス・クエイドは体内から目を通して外部の情報を得て、耳に向かってマイクで話しかけるんですよね。突然身体の中から声が聴こえてきてついに俺はおかしくなったかと錯乱するマーティン・ショートが可笑しくて仕方ありません。

ワイルドなデニス・クエイドと内気なマーティン・ショートがこんな奇天烈なきっかけから親友になっていくところが意外にもかなり胸熱でラストシーンのTwistin the Night Awayが流れマーティン・ショートがイキイキとした表情でデニス・クエイドを助けに向かうところではちょっと涙腺を刺激されてしまいました。ジョー・ダンテ作品どれ観ても面白くて最高です!
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