過激派アナーキスト奥崎謙三を追った驚愕のドキュメンタリー。
奥崎謙三の経歴。
第二次大戦中に召集され、独立工兵隊第三十六連隊の一兵士として激戦地ニューギニアへと派遣される。1965年、悪徳不動産業者を殺害。1969年、一般参賀の皇居バルコニーに立つ天皇へパチンコ玉を発射。1972年、天皇ポルノビラをまく。1981年、田中角栄殺人予備。1983年、元中隊長の息子に発砲。1987年、殺人未遂等で懲役12年の判決。
やり方は少々暴力的だが、決して無かったことにはせずに追究し続ける姿には憧れるものがあった。ドキュメンタリー映画とは思えないほどのスリルがあり、それだけその戦争で起きてしまったことが悲惨なことだというのが伝わってきた。
