このレビューはネタバレを含みます
廃線になる駅の駅長の辛気臭い話やと思ってた。
いや、実際途中まではそうなんやけど、そこからファンタジーになるとは…
話題になってた時もスルー。絶対に観る事ないと思ってた映画。
けど、今回観る事が出来て良かった。
コンプラ的に色々アウトな部分あるし、仕事一筋とか、不器用でも真面目に…が古くなり、評価されなくってしまった現代の若者にどれくらい響くのかは正直わからない。
けど、確かにオトさんに日本の古き良き魂のようなものを感じる。と同時に彼が人生を後悔する心も同時に描いているので、どちらの立場の人にも伝わるものが描かれているんじゃないかな？と思う。
以下ネタバレ
霊界に行くと、仲の良かった人は融合して一つになるという考えもあるらしい。
俺が思うに、あの子供はゆっこだけじゃなくて、ゆっこと奥さんの2人がオトさんに会いに来たんちゃうかな？って。
そう思った時に涙が溢れた。
ラスト。結果はどうあれ、オトさんは彼女たちに生きる希望を貰ったんやろうか？
