黒羊

マシンガン・パニックの黒羊のレビュー・感想・評価

マシンガン・パニック(1973年製作の映画)
3.7
マシンガンパニック笑う警官

刑事モノではなく、サスペンスでも謎解きでもない、バディモノな魅力もないこの映画…

そう!この映画は「雰囲気映画」なのだァァァーッ!
1973年という味わい深い年代。
しっとりと染みる画質。
中盤からさっぱり訳分からん展開。

これ、作ってる人らも訳分からんくなってんちゃうかwww

開始1時間も経たずに「あっこれ雰囲気映画や」とギアチェンジせんとあかんやつ。

クソ真面目に観て低評価?
うんある意味正解なんやけど、主人公と新相棒との、ワザとか?…って思わせるディスコミュニケーションや、ホーン全開のBGM、これ物語に関係あるんか…と思わせるシーンの連続、放棄せざるを得ない推理的鑑賞、パンイチで踊る、特にムキムキでもない白人、観客のオカマさん達。

いや、まぁ「なんやねんコレ」ってなるけども、終盤までなんやねんコレってなるけども、

もちろんこの時代のアメリカに行った事はないけど、アメリカの古い町並みや変な黒人オッサンと話したり変なビルの中に入ってなんじゃここ?みたいな経験した方なら、味わい深い絵がある事間違いなし。

でもほんまに訳分からん話やから、とりあえずお勧めしません。酔っ払いながらのながら観で楽しめたらいいかも。
黒羊

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