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マラドーナのとぽとぽのレビュー・感想・評価

マラドーナ(2008年製作の映画)
1.5
"神の手"を感じる

"世紀のゴール"マラドーナ教!『アンダーグラウンド』エミール・クストリッツァ監督による自身の作品とやけに絡めた、私的プロジェクトのように雑然・散漫と偏り散らかった印象のドキュメンタリー。"神の手"から反米主義、一方でカストロへのリスペクト、コカイン・ドラッグ問題など…。ただ、本作を見てマラドーナのことがよく分かるかと言われれば微妙だが、当たり障りなく個性のない無機質・無難な作品ではないことは確か。なのに、この薄さはどういうことか?
ただ、僕らが普段見慣れている、分かりやすく取っつきやすいアメリカ映画とはまるで違い、どこかエスニック(南米、東欧)とでも言うかヘンテコな空気。良くも悪くもかもしれないけど、それだけクセがすごいんじゃ!ってことか。例えば、もし授業でこれ見せられたら間違いなく寝る自信あるけど、たまにはこういうのもありかもな〜なんて(バランス取るという意味でも)。にしてもやっぱり退屈ではある…。

♪God Save the Queen/セックス・ピストルズ←作中やけに擦られる
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