とぅ

ホーリー・マウンテンのとぅのネタバレレビュー・内容・結末

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

全てが芸術、!
映像、衣装、演出、ヘアメイク、グラフィック、音楽、、たくさんのものから刺激をもらった。
エンタメ的な映画ってストーリー性を求めがちだけど、これは別の器官を突かれてる感覚だな。
頭で見るというか夢に近くて感覚でみる、感じるような映画。答えなんてものはそもそも存在しないぞ、と言われてる気分。

タロットのイラストが壁に飾られてぐるぐると回るシーンはかなり印象的で興奮したいけれど、やはり重要なシーンとして盛り上げられていたのか、、、と特典を見て納得。

たくさんの宗教や政治や民族が混ざり合っているのは、やっぱり監督自身のルーツにあるのかな。
あとはリアリティのダンスでも感じたけれど、サーカスの陽気なのに不気味な空気感、好きだなあ。
信仰や宗教って、宇宙みたいに不可思議な空気があって、好奇心を掻き立てられる。
本当にこの作品をしれてよかった…。
とぅ

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