アンソニー・ホプキンス主演、リチャード・アッテンボロー監督のサイコホラーですが、監督の演出が気取り過ぎたかな。
腹話術人形が重要なキーを占めているのですが、同じ人形ホラーなら、『チャイルドプレイ』のチャッキー人形くらいはじけないとありふれていて面白くない。
あるいは、死体を隠したりするのなら、『ハリーの災難』みたいに陽性にしてみたりね。
スタッフ、キャストともに一流どころを集めているのだから余計にもったいない感。
ただ、死体と対峙するホプキンスを見送るように窓から見える人形のショットはドキッとする。