作品的には決して面白いとは言えないが、それを補っているのが腹話術の人形であり、主演のアンソニー・ホプキンスである。
手品師で腹話術師でもあるコーキー。
無理な要求を突き付けるマネージャーから離れ故郷へ帰るが、そこにはかつての恋人が。
しかし共にしている人形のファッツもそこにはいる。
人形が命を持つという「チャイルド・プレイ」にも似た展開だが、人形の持ち主も支配されていくところが怖さを倍増させる。
ホプキンスなんて暗闇に立ってるだけでも怖いし(笑)
本来ホプキンスはこういうタイプの作品には出ないのだが、レクター博士の形成を作ったのはこのキャラだろう。