矢吹健を称える会

ミス・ヨーロッパの矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

ミス・ヨーロッパ(1930年製作の映画)
3.4
 サービス精神なのか、いろんなものをやたらと映すので、ほぼ全編早回し映像なのにまだるっこしさが否めない。ただ、当時の風俗がわかるという意味では見応えがある。
 終盤になって急激に画面の切迫感が高まるので何事だよと思っていたら、大変な展開になるので感心した。ものいわぬルイーズ・ブルックスのうしろで、撮影されたルイーズ・ブルックスが歌を唄う! これはすごい演出。それで終わって欲しかった気もする。