沈黙の作品情報・感想・評価

『沈黙』に投稿された感想・評価

ここまで見たベルイマン作品の中でいちばん分からない、悔しい
部屋の中は重苦しい空気に満ちていて部屋の外に出たら言いようがなく不気味で、90分が息苦しくてとても長く感じた
正直得体の知れないあまり怖か…

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めっちゃベルイマンって感じ。見すぎてこういう感情に少し慣れてきたような。部屋を分けてたり、真逆の人物配置で話のフォーカスをずらしたり、本当にいい仕事をすると思う。わりと冒頭の電車のシーンが好きで、ラ…

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5.0

言葉の通じない架空の都市を舞台にした形而上学的な物語。
主な登場人物は翻訳家で理知的な姉、奔放で多情な妹、好奇心旺盛な息子の三人。それぞれは大雑把にプラトン的な「知性」「欲望」「意志」を代表している…

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ラストの、メモを開く。「この国の言葉、ハジェク(精神)」。観客も一緒になって考えてしまう。見事な締め。ベルイマンの最高作の一本。
5.0

本作は「神の不在」を描く。「沈黙せる神」ではない、「神の不在」、すなわち「存在しない神」である。所謂「護教映画」なるものが描く「生の根元的無意義性」は聖なる天蓋を希求せんがための「通過的無」(非本来…

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はじめてベルイマンを劇場で体験した映画!その生々しさというか、業というか、性というか、人の深淵をみせられた!
Rin
-

(別媒体から感想を転記)

2023/02/01
えっちな映画だった。そして映画的イメージの塊みたいな映画だった。キューブリックの『シャイニング』は明らかにこのホテルの影響だろうし、セリーヌ・シアマ…

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Tani
4.0

妹は頭のいい姉を妬み、男との交わりを病気の姉に見せつける。自分の病弱と不自由から姉もまた妹を妬む。
拗れた姉妹の関係が少年の純朴な目を通して映る。

「主義主張はなんの意味もない。あの力には及ばない…

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D
-

ベルイマンによる神の沈黙3部作の第3作目。言葉が通じない国に来た対照的な姉妹。そして妹の幼い息子。一種の極限状況下を描いた問題作。3部作を通して、沈黙する神のアンサーを示すのではなく、その日常を綴っ…

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このレビューはネタバレを含みます

⚠️過去記録

●多分、初めて観るイングマール・ベルイマン監督作品。

●『神の沈黙三部作』の三作目。

●お話自体は、よくある『堅物の姉と奔放な妹の確執』を扱った作品。でも、この作品を単なる昼ドラ…

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