いやぁ、これさぁ、
めっちゃ面白いじゃん!!!!!!!!!
期待してなかったのに、
こんなに名作とは。
実話に基づいている話ということで調べてみたけど、
大筋はだいたいこの通りだけど、
さすがにこんなに劇的な妨害をしたわけではなく、
単純に線路を塞いで立ち往生させたっぽいね。
そりゃそうだ。
バート・ランカスターが絶妙にハマり役。
愛想がないブルーカラーの役やらせたら最強レベル。
ぼくも絵画鑑賞が好きなので、
ヴァルトハイム大佐の気持ちがわかる部分もあって、
あんまり憎い敵役とは思えない部分があるのよね。
戦火に巻き込まれたり、
価値のわからないレジスタンスによって散逸させられるより、
わかる人間が保護すべきだ。
って。
実際、
劇中で阻止作戦に参加したラビッシュらレジスタンスの人間は、
誰一人絵画の価値を理解してなかったわけで。
でもそれが行きすぎて狂人のようになる大佐と、
絵画の価値はわからないが、
「フランスの誇り、魂」を守ろうとするラビッシュたち。
線路の切り替えといい、
車輌の連結といい、
昔の鉄道は全部手動で肉体勝負なのな。
双眼鏡で列車の入線見て、
ポイント切り替えの指示出してとか、
プロフェッショナルすぎ!!!
アナログだからこそできた大列車作戦。
デジタルの現代じゃ味気ないのだ。