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霊魂の不滅のandesのレビュー・感想・評価

霊魂の不滅(1920年製作の映画)
4.2
多重露光を駆使した幽体離脱シーンは白眉。時系列が行き来する展開も振り落とされないように興味が持続するドライブ感がある。主人公のクズさが相当なので感情移入できるかギリギリのラインだが、シェストレム自身の演技(雰囲気?)で最後の改心には心打たれる。救世軍のヒロインは気の毒だが、彼女のおせっかいが事態を悪化させた側面もあるので、そのあたりも上手い。
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